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木材

家回りの手入れ!害虫対処法

家が壊されることも

日本の住居というのは、その多くが木造です。
木造住宅であるがために、実は大きな問題となるのが「害虫」の存在です。

害虫の中でも特に大きな害をもたらすことになるのが「シロアリ」でしょう。
シロアリは軒下などに入り込んで、家の基盤となる木材を破壊していきます。

気付いた頃には住居の基礎がボロボロになって安全上の問題が発生してしまっていたり、大幅な修繕が必要になるという場合もあります。
それでは、シロアリによる被害はどのようにして防げば良いのでしょうか。

シロアリによる被害を防ぐためのキーワードとなるのが「予防」です。
実際に被害があってから対策をするのではなく、定期的に調査を行うなどしてシロアリによる被害が発生する前に対策をすることが重要になります。

被害を受けやすい場所については防蟻施工を行うなどして、構造的な防御を固めておくことも重要な方法の1つとなるでしょう。

他にもある害虫被害

シロアリによる住居の被害はいかにも大きな虫害ですが、そこまで大きなものではなくとも発生する虫害というのは他にもあります。
例えば「ヒメマルカツオブシムシ」による被害というのがその1つとして考えられます。

虫の名前はあまり有名ではありませんが、これは「衣服」を食べる虫です。
一冬越して衣替えをしてみると虫食いがある、という場合にはこの虫が悪さをしている可能性が考えられます。

ヒメマルカツオブシムシはほぼ日本全域に生息しており、主にタンスや戸棚、机などの暗所を好みます。
特にこの虫が活動することが多いのが春季から夏季にかけての間であるため、この時期には特に注意を払うようにしましょう。

このヒメマルカツオブシムシについても、駆除をするより予防をすることが重要になります。
対策として有用なのが「掃除」です。

実はヒメマルカツオブシムシは埃を好む虫であるため、埃っぽい場所には発生しやすくなってしまっています。
タンスの埃などは定期的に掃除するようにしましょう。