冷えは健康の大敵!
人体の健康を阻害する要素は数多くありますが、多くの人に関係があるものとして挙げられるのが「冷え」です。
冷えというのは体に対して様々な悪影響を及ぼします。
まず重大なポイントとなるのが「代謝の低下」です。
体が冷えていると代謝が下がり、脂肪の燃焼が上手く行われなくなります。
つまり、痩せにくくなってしまうということであり、太りやすくなってしまうということでもあります。
さらに、この代謝の低下によって引き起こされるのが内臓機能の低下です。
例えば胃腸の機能が低下したならば、便秘や下痢などを起こす可能性が高くなります。
体が冷えた時にお腹を下してしまいやすい、というのはこういったことが体内で起こっているためです。
それでは、冷えによるダメージを減らすための方法について紹介します。
冷えへの対策
まず重要なのが、体全体の冷えに繋がりやすい場所を冷やさないようにするということです。
冬場に是非ガードしておきたいのが、まずは「手足」です。
手足というのは人体の末端であり、心臓から送り出された血液が折り返す場所でもあります。
この場所が冷えていると静脈内の血液が冷えてしまうため、体中を冷やすことに繋がってしまいます。
それだけではなく血液の巡りを悪くしてしまうため、動脈硬化が進んでいる高齢の方になると脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを高めることにも繋がります。
他にカバーしておきたいのが、お腹です。
お腹は内臓が多く有る場所であり、ここが冷えるということは直接内臓を冷やすことに繋がってしまいます。
特に最初に紹介した「胃腸」の冷えを招くことになるため、しっかりガードしておきましょう。
腹巻きなどを使うのも1つの方法です。
さらに、実は肩口も冷やしたくないポイントです。
ここには首から繋がる大動脈が通っており、これが冷えるとやはり体全体が冷えることになります。
マフラーなどを使ってガードするようにしましょう。