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頭痛

脳内環境から見る心の健康管理法

見直してみよう

「健康」という言葉を聞いた時、多くの人が想像するのはやはり「体の健康」なのではないでしょうか。
病気にならないこと、年齢に負けないこと、様々なことが体の健康につながっています。

ただ、人間にはもう一つの重要な健康があります。
それが「心の健康」です。

医療の進歩などから、体の健康は維持することができる人が多くなっている昨今において、実はこの「心の健康」について問題を抱えている人が多くなっています。

その大きな原因となっているのが、体の健康と違って体調の悪さなどではないため、「気分の問題」であると考えられてしまう部分が大きいことです。

心の病気の代表と言われる「鬱病」についてすら、気持ちの持ちようだと勘違いをしている人もまだまだ少なくありません。

はっきりと申し上げておきますが、鬱病というのは脳内信号のやりとりが阻害されることによって発生している明確な病気であり、決して気分の問題や甘えによるものではありません、もし誤解をされている人がいるならば、これを機に改めていただければと思います。

さて、この「心の健康」が気分の問題によるものだと誤解されてしまうことによる弊害は、周囲の人にだけ発生するものではありません。

自分自身に対しても同じように考えてしまうことで、心の健康が悪化してしまうことも多くあります。
そこで、自分の心の健康状態について、少し見なおしてみましょう。

心の健康チェックリスト

ここから、心の健康に問題が発生している可能性があるポイントをいくつか挙げていきます。
もしこれらの条件に該当することが多いようなら、心の病気を患っている恐れがあります。

1つ目は「集中力が落ちていること」。
2つ目は「食欲がないこと」。
3つ目は「上手く眠れないこと」。
4つ目は「周囲の目が気になること」。

これらの症状が続くと、ただ気分が冴えないだけではなく、やるべきことができなくなってしまったり、頭痛を起こすというような直接的な問題が発生することもあります。

早い段階に心療内科や精神科などを受診しましょう。