いつだって若くありたい
人間、誰しも「いつだって若くありたい」と感じているのではないでしょうか。
男性は体力面で翳りが見えた時に、女性は美容面で翳りが見えた時に、特に年齢を感じることがあるかと思います。
昨今では高齢化も進んでおり、多くの人が自分の老化と向き合わなければならない時間が長くなってきました。
できるだけ自分が老いるまでの時間を長くして、老後も老いを感じないで生活をしたいものです。
そんな時重要になるのが、ここ十年ほどでよく聞くようになった言葉である「アンチエイジング」です。
アンチエイジング、直訳すると「年齢に抗う」という意味となりますが、これはどのようなことを指しているのでしょうか。
当然ではありますが、実際の年齢の進行を押しとどめることはできません。
重要なのは、実質の肉体年齢をどのようにして実年齢よりも若く保つのか、ということで、アンチエイジングというのはまさにその為の方法です。
アンチエイジングのための方法の1つとしてポイントとなるのが「食事」です。
どのようなものを食べるのかによって、年齢の感じ方が変わってきます。
そんなアンチエイジングに効果がある食事については、下記サイトでも詳しく紹介されています。
>>アンチエイジングに効果的な食べ物・食事・食生活 | スキンケア大学
こちらのサイトでは、アンチエイジングに効果がある食品について、語呂合わせで「孫子は優しいよ」と覚えるのが良い、と紹介しています。
詳しい内容についてはそちらに譲るとして、ここではその食品の中から特にどのような食品がアンチエイジングに効果があるのかについて見てみましょう。
まずは「玄米」についてです。
玄米は精米をした場合には取り除かれてしまう部分が残っており、この部分がアンチエイジングに対し効果的であることがポイントになっています。
この部分に含まれているのが「ビタミンE」という栄養素です。
ビタミンEはビタミン類の中でも特に「若返りのビタミン」と呼ばれることも有るほど、アンチエイジングに効果があるものだとして知られています。
ビタミンEがアンチエイジングに効果的だと言われるのは、強い抗酸化作用を持っていることが理由です。
抗酸化作用というのは体内における活性酸素の働き抑える効果のことを言います。
実はこの活性酸素こそが肉体の老化をすすめる原因であり、細胞内に傷をつけてしまう原因となっている物質です。
ビタミンEを摂取するとその働きを抑えることができるために、アンチエイジングに効果があるわけです。
他にも、「ファイトケミカルス」と呼ばれる物質がアンチエイジングに効果があります。
これは自然に含まれている物質のことで、主に色素などが該当していることが多くあるのです。
例えばトマトやニンジンの赤色色素であるβカロテンや、ぶどうの紫色色素であるポリフェノールなどがこれに該当します。
これらは自然の中で外敵に対抗するために発生した物質であるため、体内に取り込まれた時にも同様に外敵に対する効果を発揮してくれることが期待されます。
アンチエイジングだけではなく、抗癌作用があるものも多く、一石二鳥の効果が期待できるようになっています。
運動もしっかりしよう
ただ、美容にしろアンチエイジングにしろ、食事だけでなんとかしようとするべきではありません。
食事とあわせて考えるべきなのが、運動です。
適度な運動をすることは、様々な意味でこれらに対して良い効果があります。
例えば「ロコモーティブシンドローム」という言葉をご存知でしょうか。
これは年齢が進むに従って筋力が低下してしまい、日常的なことが上手くできなくなってしまう事を言います。
これは日々の運動不足が原因で起こっている部分が大きいため、毎日少しでも運動することが重要です。
さらに美容の面で言えば、運動が「便秘予防」に効果があるというのも重要なポイントとなります。
便秘状態になると栄養が正しく行われなくなってしまい、せっかく摂取した美容に効果がある物質も意味がなくなってしまいます。
激しい運動である必要はありません、日々少し歩く程度でも運動を取り入れるようにしましょう。