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掃除

掃除が嫌いな人でも出来る!簡単掃除テクニック

苦痛を感じにくくさせる

家事の中でも評価が別れる、というよりは好き嫌いが別れるのが「掃除」ではないでしょうか。
他の家事はあまり好きではないものの、部屋が片付き清潔になるために掃除だけは好きだという人もいれば、逆に他の家事はそこまで苦痛ではないものの、掃除だけは上手く出来ない、苦手だという人もいるかと思います。

前者の人が掃除を楽しむことができているのは、「掃除による成果」によって報酬を感じているためです。

対して後者の人は部屋が綺麗になり、清潔になることによって別段喜びを感じないというタイプであるために、掃除を行っても自分の中ではそれが報酬であるとは感ぜられないというのがことさら掃除を面倒に感じさせてしまう原因になっています。

これが食事の用意であれば行った後には食事という成果があるわけですから、「成果」による報酬があり、やる気が出ないわけでもない、ということが考えられるでしょう。

それでは、実際に掃除があまり好きではない、掃除によって部屋が綺麗になることにそこまで喜びを感じない、という人はどのようにして掃除と付き合っていくのが良いのでしょうか。
ここでは掃除嫌いの人でもなんとか掃除をすることができるテクニックについて紹介します。

掃除のポイント

まず掃除のポイントとなるのが「掃除のためだけに動くことを少なくする」ということです。
「これから掃除をするぞ」と意気込んで掃除をするのでは、嫌いな人にとってはさらにやる気が出なくなってしまうでしょう。

そのため、何か他のことを行うついでに掃除を行う、というように切り替えていくことが重要です。

例えば自室に行く用事があるのであれば、ついでに自室にあるゴミを片付けて玄関まで持っていくようにする、というように「ついで掃除」ができるようになると掃除に向き合わなければならない時間を減らすことができるために苦痛を感じにくくなるでしょう。

これ以外の場所でも同様で、例えば台所に行く用事がある時に生ごみをまとめるようにしたり、ベランダに行く用事がある時に拭き掃除をするようにしたり、とついでついででこなしてくようにします。

ただ、この方法だけでは完全な掃除ができるわけではありません。
日常的に余り行かないような場所については掃除しきれず残ってしまうことになります。

そんな場所の掃除については自発的に掃除をするために向かわなければならないわけですが、これにはどのようにして向き合うのが良いでしょうか。

この時重要なのが、掃除以外の楽しみを作るということです。
ただ、その楽しみの方に没頭してしまうようなものでは掃除がなかなか終わらなくなってしまって苦痛が長くなってしまうため、「音楽」のようにあくまでも掃除をメインとして利用できるようなものを選択するのが良いでしょう。

自分の好きな音楽を流していると、自然とそちらに気がいくようになり、それほど掃除をしているという気分ではないままに掃除を負えることができるようになります。

ただ、注意して欲しいのは毎回同じ音楽を掛けないようにする、ということです。
そういうことをしてしまうと、「この曲は掃除の曲だ」と頭にインプットされてしまい、曲ごと嫌いになります。

目覚まし時計に設定している曲が段々嫌いになっていくようなものだと思っていただければ良いでしょう。
そのため、曲は固定してしまうのではなく、いくつか用意して回して行けるようにするのがポイントです。

そして最後のポイントとして紹介するのが「制限時間を作る」ということです。
というよりは、「何か別のやるべき事」がある前に掃除をするようにするのが良いでしょう。

例えば出かけなければならない時間の30分前に掃除を始める、というようにするということです。
制限時間が決まっていると自然とそれに向けて活動をすることができるようになり、間に合わせるように効率のよい掃除を考えるようになります。

掃除嫌いの人が掃除をするためのポイントを三つ紹介しましたが、これらはいずれも「掃除だけと向き合わない」ことが重要になっています。

嫌いな掃除をするのだ、という意識にならないようにすることが掃除嫌いを克服するための第一歩となるでしょう。