1. >
  2. >
  3. 保険の見直しによる節約法

保険の見直しによる節約法

基礎からおさらい!知っておきたい保険の種類

保険の見直しによって生活費をおさえるためにはまず、保険の大まかな種類について把握しておく必要があります。

日本で一般的に知られている保険には、生命保険、医療保険、死亡保険などがあります。
厳密に言うと介護保険も保険のひとつなのですが、保険者が公的機関であること、保険料を個人で見直すことができないことからここでは除外させていただきます。
生命保険と死亡保険は、原則的に、加入者が死亡した時に保険金が支払われる仕組みになっています。

医療保険にはがん保険、先進医療保険などが含まれ、病気で入院した時やがんと診断されて長期的な治療が必要になった時に、治療費や通院費、入院費用を保障する仕組みになっています。
ただ、最近では生命保険の中に医療保険の機能が一部含まれていたりと、契約内容が複雑化しており、初心者にはわかりにくくなっています。
「何となくわかりにくいから、保険の内容なんてずっと見直していない」という人は、知らないうちに余計な保険料を支払いつづけているかもしれません。

この記事で御紹介する見直しテクニックを参考にして、保険料をかしこく節約しましょう!

どっちがお得?意外と知らない保険の支払方式

医療保険、生命保険といった種類とはまた別に、保険には支払方式による違いがあります。
保険には大きく分けると積立型と掛け捨て型があり、それぞれに目的が異なります。

積立型とは、保険を契約期間内に解約した時に返戻金が支払われる方式で、掛け捨て型は返戻金がまったくないか、低くおさえられている保険のことです。
積立型では、返戻金がしっかりと保障されているかわりに毎月の保険料がやや割高になってしまうデメリットがあり、掛け捨て型には毎月の保険料が安くなるかわりに解約時にお金が返ってこない、というデメリットがあります。

それぞれに一長一短がありますので、ライフスタイルに合わせてメリットの大きいほうを選びましょう。

余分な保険料を支払わないために

保険料を節約するには、現時点での保障内容をしっかりとチェックしておくことがポイントです。
保険もひとつの商品であり、ここ数年で保障内容も多様化しています。
保障内容が充実している保険はいざという時も安心ですが、その分月々の保険料が高くなってしまう、という問題があります。

特に、若いうちは病気やケガのリスクも低いため、いざという時にそなえて決して安くない保険料を支払いつづける必要があるのか、ということも考えなくてはなりません。

保険の更新では、保障内容と保険料のバランスをあらためてチェックしましょう。

保険をかしこく見直して節約につなげよう

月々の固定費のなかでも大きなウエイトを占める保険料を見直すことでコストを削減でき、長期的な節約にもつながります。
保険料、保障内容、特約のバランスをチェックして、ライフスタイルに合わせてお得になるパターンをシミュレーションしてみましょう。