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電子レンジを上手に活用

電子レンジを使った節約術

家庭には、洗濯機や冷蔵庫、掃除機などさまざまな家電が使用されています。
何も便利な生活をするためになくてはならない道具ですが、無制限に使ってしまうと電気代がどうしてもかさむことも事実です。
家電の中には電気を大量に消費するものがいくつかありますので、電気代を節約したい人は使用方法に注意することが大切です。

家電の中でも、電気を大量に消費するイメージが大きいのが電子レンジです。
電子レンジとアイロン、そしてドライヤーなどを同時に使うとブレーカーが落ちてしまうという経験をした人が多いために、「電子レンジは電力を食う」と思い込んでいる人も多いかもしれません。
ところが、電子レンジが年間に消費する電力は55kWh程度ですので、年間の電気代は1,500円、1ヶ月あたりではわずか120円前後にしかなりません。
電子レンジは瞬間の消費電力は少なくないとはいえ、短期間で食品を温めたりお湯を沸かしたりすることができるので、トータルで見れば経済的な家電だということができます。

電子レンジは経済的

電子レンジは使用する時間が短いため、電気代を節約したい人にはおすすめです。
たとえば、冷えたご飯を電子レンジで温めるために消費する電気代は約0.3円です。
これに対して、炊飯器の保存スイッチを入れておくとこれ以上の電気代がかかりますので、電子レンジは経済的な家電だということができます。

お湯を沸かす、あるいは牛乳を温める際にも電子レンジは大変便利ですし、しかも経済的です。
特に、ガスで牛乳を温めようとするとお鍋に牛乳がこびりついてしまい、洗うのが大変です。
一方、耐熱ガラスのコップに牛乳を入れて電子レンジにかければ牛乳が鍋にこびりつくこともなく、手入れが非常に簡単です。
電気を大量に消費するように感じられる電子レンジですが、上手に使えば電気だけではなくて労力も節約することができます。

電子レンジを効率よく使うポイント

回転タイプの電子レンジでは、温めたい食品をできるだけお皿の外側に置くことによって効率的に温めることができます。
これは、外側の方が熱伝導率が高いためです。
早く温まれば温まるほど電気代を節約することができますので、ぜひ試してみてください。

電子レンジで温めようとする食品が大きな塊の場合には、電子レンジにかける前に小分けにしておくことも大切です。
こうすることによって、電子レンジの時間を短縮することができます。
お肉や野菜などは、後から電子レンジで解凍することを考慮して、最初から小分けにした状態で冷凍することをおすすめします。

電子レンジの庫内を常に清潔に保つことも重要です。
電子レンジ庫内の清掃には、水とクエン酸を使用するのが一番簡単です。