タンパク質とはどんなもの？
炭水化物、脂質、そしてタンパク質が3大栄養素と言われています。
3大栄養素の1つであるタンパク質は、アミノ酸によって構成されています。
私たちの体では、筋肉や臓器、爪、肌、そして髪の毛などを作る材料として使われたり、酵素やホルモン、そして抗体を作り出して体の機能を整えたりします。
糖質や脂質のように、エネルギー源としての役割もあります。
タンパク質には動物性と植物性があり、動物性タンパク質は肉や魚、乳製品、卵類、植物性タンパク質は穀物や豆類等になります。
動物性と植物性をまんべんなく摂ることが大切です。
タンパク質にはメリットがいくつかあります。
1つ目は、脂肪になりにくいことです。
糖質や脂質と比べても脂肪になりにくいため、ダイエット中でもしっかり食べて大丈夫です。
2つ目は筋肉や臓器、爪、肌、髪の毛などの材料になることです。
ダイエット中でもタンパク質をしっかり摂っていれば、美しく痩せられます。
そして3つ目は、集中力を上げる効果があることです。
タンパク質がきちんと摂れていると、ドーパミンやセロトニンが十分作れるため心も安定します。
タンパク質を上手に摂ってダイエット
ダイエットを成功させるためには、タンパク質を上手に摂らなければいけません。
毎日きちんとタンパク質を摂りたいのなら、朝の飲み物をプロテインに変更してみましょう。
体は寝ている間に修復するため、朝は栄養が不足しています。
効率的に栄養を補給できるのがプロテインなのです。
また、タンパク質の量は自分の活動量に合わせて摂るようにしましょう。
ほぼデスクワークでじっとしている人なら、アスリート並みの量は必要ありません。
そして、動物性タンパク質と植物性タンパク質とをバランス良く摂るようにします。
筋肉量を増やすためには動物性タンパク質が必要ですが、脂質が多いので食べ過ぎには注意しましょう。
植物性タンパク質は脂質が少なくて脂肪燃焼効果があるので、しっかり食べても問題ありません。
タンパク質の摂り方の注意点
タンパク質はダイエット中でも必要な栄養素であることはわかりましたが、摂り方に注意することがあります。
タンパク質は、まとめて摂ることができません。
一度に吸収される量には限度があり、限度が超えた分は体外に排出されるか脂肪となって蓄えられてしまいます。
できるだけ1日3食に分け、こまめに摂るようにすると良いです。
また、体に良いからとたくさんタンパク質を摂るのもおすすめできません。
摂り過ぎは体重増加となってしまいますので、注意しましょう。
そしてタンパク質ばかりを摂るのではなく、ビタミンやミネラルといった他の栄養素も摂るように心がけましょう。
動物性タンパク質の肉類を摂る際には、ハムやベーコン、ソーセージといった加工肉は塩分や添加物が多く含まれているため、ダイエットには向かないので注意しましょう。