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部屋のホコリを抑えたい

ホコリとは一体何者?

毎日掃除しているのに、家具の上や床にうっすらと溜まるホコリにうんざりしている人は多いでしょう。
このホコリは、どこで発生していつ溜まるのでしょう?

ホコリは、服や布団などから出た繊維のクズです。
繊維はだんだん古くなると毛羽立ち、それが空気中に舞ってホコリになります。
これがホコリの約半分です。

他には、人の体から出たフケや垢、花粉、カビの胞子やダニの死がい、ウイルス、ペットがいる家ならペットの毛も混じってきます。
あまり知りたくない情報ですが、ホコリ1gあたりにはカビの胞子が約3万個、ダニが2000匹、その他細菌が800万個も含まれていると言われています。
これらを吸い込んで生活していると、体に良くないことは明らかです。
布の繊維だけならともかく、カビの胞子やダニまで含まれているので、アレルギーを起こす可能性が高いです。

また、溜まったホコリが原因で火災が発生することもあります。
電化製品のコンセント周辺にホコリが溜まっていることがありますが、ホコリが部屋の湿気を吸って水分が加わるとそこから出火して火災になることがあるのです。
家具の裏などにあるコンセントは毎日掃除しないと思いますが、ホコリが溜まっていないかこまめにチェックするようにしましょう。

ホコリはこうして掃除する

毎日掃除機をかけているから大丈夫という人もいますが、ただ掃除機をかけるだけではホコリは除去できません。
ホコリは、だいたい9時間空中を漂っているとされています。
棚など高いところのホコリはこまめに払い、ホコリが舞い上がっていない起床時や長時間外出から帰った後に床の掃除をすると効率良くホコリが除去できます。

いきなり掃除機をかけるのではなく、まず窓を開けて換気しながら壁際からホコリを集めてきます。
そして集めたホコリを掃除機で吸い、部屋全体に掃除機をかけると良いでしょう。
最後に、固く絞ったぞうきんで水拭きすれば完璧です。

ホコリを抑えるにはどうすれば良いか

ホコリはなるべく溜めたくないですし、発生して欲しくないものです。
ホコリが出ないようにするには、布のアイテムをなるべく減らしましょう。
ソファーカバーやクッションなどは使わないようにし、ラグを敷いているなら暑い季節だけは外すようにします。

カーテンも、毎日開け閉めするのでホコリが舞いやすいです。
ロールスクリーンやブラインドに変えてみることも検討してみましょう。
家具と家具の隙間をなるべく作らないとか、家具の裏のコンセントはいつも見えるように家具の配置を変えるのも良い方法です。

しかしこれらは大がかりになるため、難しいということもあるでしょう。
そんな時は、部屋の換気をこまめにするだけでもホコリは抑えられます。