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クレジットカードを持つことが向いていない人は

大きなストレスを抱える人ほど負債額が多い?

クレジットカードがあれば、いつでも簡単に買い物ができて便利です。
現金の持ち合わせが無くても、クレジットカードさえあれば比較的大きな額のものも買えてしまいます。
お金を持ち歩くのが嫌だという人や、いつどこでいくら使ったかがわかるのでクレジットカードが良いという人には向いているのですが、クレジットカードを持つことに向かないという人もいます。

それはどんな人かというのが、ある大学の研究でわかってきました。
クレジットカードによる負債額が多い人は、心の健康度が低い人だというのです。
心理的に満たされていない、何か物足りなさを感じる、不満を感じているという人は、一時的な幸福感を得たいためにショッピングをしがちなのです。
そのため、衝動的にあれこれと買い物をしてしまうそうです。

逆に心が満たされている人は、クレジットカードで買い物をしても、使い過ぎて引き落とし日にお金が足りないと真っ青になるようなことはないそうです。
負債を抱えるほど買い物にのめり込む人は「買い物依存症」とも言われ、買い物をすることですっきりする、欲しいと思ったものと買うとうれしくなると感じます。

もちろん誰もがこういった気持ちになることはありますが、買い物以外のことでストレスを発散することができないため、ストレスの原因を抱えたまま買い物にのめり込んでしまうのが特徴です。
心の健康度が低い人は負債額が多いというのは、買い物でしかストレスが発散できないためなのでしょう。

あなたの心は健康ですか?

心が健康な人は、安心してクレジットカードを使って良いのでしょうか?
自分できちんとコントロールできて、「これ以上使うと支払いができない」と思い留まれるなら問題はありません。
しかし普段は落ち着いていてしっかりした人でも、仕事や恋愛などで何かあった時に不満を抱える可能性があります。
ストレスがマックスに溜った時に買い物に走る人もいるようですから、そうなりそうだと感じてきたら、家族に自分のクレジットカードを一旦預けて使わないようにすると良いかもしれません。

いつもはしっかりしていても、どんなことで不安定になるかわかりません。
常に心の健康度をチェックしてみて、ストレスが溜っているなと感じたらそれをうまく発散させる方法を買い物以外で見つけておくことが大切です。

クレジットカードは持っているととても便利なツールですが、誤った使い方をすると、最悪人生をダメにしてしまう可能性があるものです。
普段からクレジットカードを頻繁に使うという人は、自分の心の健康状態もチェックする必要がありそうです。
自分は大丈夫と思っていても、いつどんなことが起こるかわかりませんから注意しましょう。